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♫色留袖♫

2014年9月8日(月)

こんにちは、営業の埜口です。

9月に入ってからも暑さが続いてますね!
季節の変わり目ですので、体調崩さないように♫

さて、今回は色留袖の写真をアップします。



色留袖.jpg


ミセスの第一礼装である留袖には、黒だけではなく
色留袖があることをご存知ですか?


一般に新郎新婦のお母様、ご親族様、仲人様として披露宴に
参列されるときには五つ紋、比翼仕立ての黒留袖を着用しますが
遠縁の親族や来賓として招かれたときには
格式のある色留袖をお勧めしています。


色留袖も黒留袖と同じで、五つ紋、三つ紋、一つ紋とあり、
五つ紋が一番格が高いとされているので、
結婚式でお母様がお召しになる留袖は、五つ紋の留袖が
一番ふさわしいとされています。



続いて、留袖の「柄」についてご紹介です。

留袖の柄には、それぞれにおめでたい意味が含まれています。


古典柄の吉祥文様(きっしょうもんよう)の中でも格が高いのは、
鶴、亀、鳳凰などで、松竹梅などもございます。

※吉祥文様・・・縁起がいいとされる動植物や物品などを描いた図柄のこと


扇面などは末広がりを、鴛鴦(おしどり)は夫婦円満を、
宝尽くしは富を表すおめでたい柄。


柄に合わせて袋帯も格の高いものを一緒に選ばれてはいかがですか。

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留袖に合わせるのは、金銀を主体にした格調の高い袋帯です。
半衿は白の塩瀬(しおぜ)、帯揚げは白の綸子か白の総絞り。
帯締めは、白の丸組紐か平組紐、金銀の幅広で格調あるものになってます。



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バック、草履は、佐賀錦かつづれ織など布製のものが品格があります。
そして、留袖に欠かせない小物である扇子は外側は黒塗りで金銀の
地紙のものが正式です。


その他、留袖や婚礼衣裳に多く使われる「日本の伝統文様」にも意味があるので、
豆知識としてお教えしますね(^_^)



【桜】桜には稲の神が宿り、開花の状況でその年の豊区を占っていた。

【松】神が依りつく樹として古代に扱われていました。その松をうやまう事で
   神の御加護がありますように願いをかけられたと言われています。

【竹】成長が早く、生命力がある事から、子供の健やかな成長への願いが託され
   たとされています。

【梅】奈良時代以前、「花」といえば「梅」の事を指すほど非常に親しまれた花でした。
   梅の花は学問が栄えると立派な花をつけると言い伝えがあります。



このように、ひとつひとつの意味を知った上でお衣裳を選ぶと
さらにお衣裳選びが楽しくなりますね!



黒留袖・色留袖はもちろん、訪問着も数多く揃えてますので、
ぜひお店に足を運んで頂けたらと思います。
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